羽島南部パンサーズのブログ

2020年4月 新チーム結成!!岐阜県羽島市の南部地域で活動するジュニアバレーボールチームです。

強さとフェアプレーとそれ以上のものを

11月18日(土)

愛知県名古屋市で開催された「スピタンカップ」に5年生チームが参加させていただきました。(スピタンカップも代替わりをして、5年生として初の大会でした)

 

5年生にとって、愛知県の強豪チームとどこまで内容のある試合ができるのか・・・現在地を知る意味でも、とてもワクワクした1日でした。

 

 

午前中の開会式の時に、主催者でもある小坂スピリッツの中村先生より、パンサーズの全国大会予選、県大会決勝戦でのグリーンカードについて紹介があり、褒めていただきました。

パンサーズの6年生が、どうしても勝ちたい試合(予選の決勝でも全国大会でも)で、自らワンタッチ等を申告してフェアプレー精神で戦い抜いた結果だと思います。

勝ちたい!という思いと、相手に点数が入ることを覚悟して手を挙げる行為を同時に行うことは小学生では非常に難しい場面もありますが、それをしっかりと行ってきた積み重ねが評価していただけたのだと思います。

小学生や中学生の時の行動は高校生や大人になってからも体に染み付いているものです。フェアに、正直にプレーすることを学んでくれていると思うと、とても嬉しいです。

 

さて、試合は、愛知県や岐阜県の強豪チームがひしめく中、午前中を6戦全勝で勝ち上がることができ、午後からの上位リーグへ進出しました。

午後からの上位リーグは、どのチームもなかなかボールが落ちずに、ラリーの応酬でした。5年生の秋頃は、まだまだアタッカーが成長過程である反面、どのチームもボールに喰らい付く技術と精神力は鍛え上げられ、本当に接戦続きで簡単には勝てない試合ばかりでした。

パンサーズもノータッチで決められることがあると、「どうして飛び込まないのか!」という指導が入り、その直後からは、バックの選手が右へ左へ飛び込み、何本も強いスパイクを上げていました。

やればできる・・・必死な姿を見ることができて、嬉しかったです!

必死な姿と言えば、強豪相手になると、なかなか試合に出られない選手が出てきてしまいますが、そんな中、ベンチから必死に声を出している選手がいます。

「君を試合に出してあげたい!」

「頑張って上手になろう!」と思わせてくれる姿です。

強いとか上手いとか・・・そういうものを超えてくるフェアプレーと同じように感動する素晴らしい姿です。バレーだけではない、人として大切な力を鍛えてくれていると感じます。

 

もう1つ素敵な体験。

この大会の優勝チームでもある超強豪男子チームを追い詰め、終盤まで3〜4点リードしていた試合を、最後の最後にひっくり返され負けてしまった・・・非常に悔しい・・・でも、最後には絶対に負けないチームが本当の強さだと実感させられました。次は勝つ!

 

5年生の弱点も、随所で目にしました・・。

「これは、パンサーズのバレーボールじゃない!」そんな指導者の声も飛んでいましたが、勝ち負けではない「目指すチームの姿」が明確にメッセージとして出ている場面でした。頑張るぞ!5年生!!

 

この大会でも「フェアプレー賞(グリーンカード賞)」をいただくことができました。

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1期生も2期生(6年生)も素晴らしいチームですが、5年生チームもこれから練習を重ねれば、一人一人が努力を重ねていって、いいチームになって行くのではないか!と感じることができた1日でした。もちろん・・・課題は山積みですが。

 

大会を開催し、参加させていただいた小坂スピリッツの関係者の皆様、強いスパイクをガンガン打ち込んだり、大きな声で楽しく試合をしていただいた相手チームの皆様、応援・観戦していただいた保護者の皆様(えっ、保護者観戦ゼロ?笑)、パンサーズファミリーの皆様、ありがとうございました。

 

5年生チーム作りを頑張るぞ!!

激しくチーム内での競争をするぞ!

絶対に諦めるな!  

1・2・3! パンサーズ!!

 

次回予告。

「中日旗 決勝トーナメントの激闘」