2月23日木曜日
待ちに待った「東海大会新人戦(混合の部)」が安城市で開催されました。
大会を運営していただいた役員の皆様、本当にありがとうございました。
早朝6時過ぎに羽島市を出発し、5年生女子が大好きなTikTokメドレーを聴きながら、会場まで向かいました。
混合の部は各県1位チームのリーグ戦。どんな相手かわからない中、自分たちの特徴を生かせるような作戦を考え、試合に臨みました。
初戦は三重県代表チーム。
混合の部ではナンバーワンの左のエースとの戦いでした。
最初はかなり苦戦しましたが、バックの選手がボールに食らいつき、ブロッカーが何本かシャットアウトすることができ、ギリギリの試合でしたが、どうにか勝利することができました。
2戦目は静岡県代表チーム。
この試合も1セット目は接戦となりましたが、ギリギリのところで勝利することができました。ただ、初戦で魅せたような迫力や必死さが見られず、簡単なミスが目立つ試合となってしまいました。
メンバーを効果的に替え、それぞれの選手の特徴を生かしながら勝ち切ることができました。
3戦目は、2勝同士の事実上の決勝戦。
対戦相手は地元、愛知県代表でした。
1セット目はスタートがよく、16-11とリードしていましたが、選手がお見合いをしたり、連携ミスをしたり、ここ一番で弱気なスパイクとなったり、ネットに近いプレーを躊躇したり・・・と、このチームの未熟さが凝縮された後半部分となってしまい、逆転でセットを失いました。
2セット目は、その流れを引き戻すことができず、そのまま敗戦となってしまいました。できれば、このセットを取り返し、意地を見せて欲しかった。
試合結果はこちら↓
https://jvolley.com/match/panthers/
しかし、公式戦もカップ戦も、ほとんど勝ち続けてきたこのチーム。
優勝することよりも、負けて10倍くらいの収穫を得ることができました。
指導者一人一人も、選手一人一人も、このままではいけない!と目が覚めたことでしょう。
勝負の世界はそんなに甘いものではありません。
ポジション変更、スタメンの競い合い、こういう大会でベストに近いパフォーマンスを出せること、1つ1つの状況に応じた技術的な向上・・・本当に大きな課題に気づかせてもらった敗戦となりました。
そして何より、試合に負けて選手達が悔し涙を流す姿が自然と出てきたことは、明るい未来が待っている予感の第1歩だとも感じました。
監督からも「この悔し涙があれば、絶対に強くなれる。俺たちも絶対に強くする!!」という心のこもったメッセージがありました。
とは言え、東海4県の1位チームが集まった中での「準優勝」
本当に選手達が一生懸命頑張ってきて、素晴らしい結果を残すことができました。
そして何よりも、登録メンバー12人全員が、東海大会という一生の思い出となるコートでプレーすることができました。
アッパレ!です。
大会後は、簡単な祝勝会を兼ねて、選手、指導者、保護者の皆様で、お好み焼き食べ放題!!
なぜか鉄板焼きより人気の『わたあめ』
バレーボールよりも、もんじゃ焼きの作り方の方が難しかったかもしれません。笑。
岐阜支部予選1位通過、県大会優勝、東海大会準優勝と、選手の笑顔をたくさん見ることができ、とても幸せな時間を過ごすことができました。
ただし!目標はまだまだ先。チームの完成度も50%くらい。
個人の課題、チームの課題を明確にして、精一杯の努力を重ねることは、これからも同じです。
次は嬉し涙を流し、TikTokの音楽で盛り上がりながら、パンサーズの歌を歌って帰れるよう、みんなで力を合わせて頑張っていきましょう!!
会場で声をかけていただいた、日頃からお世話になっているチームの皆様、LINEや電話で激励をいただいたチームの皆様、本当にありがとうございました。
そして、この大会で、パンサーズは2枚のグリーンカードをいただきました。
フェアプレーの精神で試合ができたこと、自分たちが不利になることを知りながら、得点の間違いを申告できたこと。
どれも人として大事な行動をとることができました。
バレーボールを通して、子供たちの健全育成を支えるフェアプレー精神は、いつもスピタンカップでお世話になっている小坂スピリッツの中村先生に教わった賜物です。
《グリーンカードとは》
https://jeva-web.com/greencard-2.html
さらに会場を出たところで、対戦した相手チームの選手や保護者から「おめでとう!でも次は勝ってやる!!」という言葉もたくさんいただきました。とても素晴らしい子供達の姿でした。
さて、1つ大きな大会が終わりました。
一人一人が努力を重ね、更に高い目標に到達できるよう、引き続き取り組んでいこう!!
1・2・3!! パンサーズ!!!