羽島南部パンサーズのブログ

2020年4月 新チーム結成!!岐阜県羽島市の南部地域で活動するジュニアバレーボールチームです。

全国大会の厳しさと学び 〜全国大会2日目〜

2023年 8月8日

パンサーズが全国大会で初めて試合を経験する記念の日となりました。しかも、東京体育館のコートです。

 

朝から、朝食をしっかり食べ、アップは隣の国立競技場の日陰部分で行いました。

 

 

岐阜県から駆けつけた、保護者の皆様、兄弟姉妹など多くの家族が見守る中、いよいよ予選1試合目が始まりました。相手は埼玉県の代表チーム。

全国大会の緊張感からなのか、サーブミス、レシーブミスが目立ち、波に乗れず、接戦を落とす結果となりました。ただ、サーブミスを減らし、連携をしっかりすれば次のセットはいける!という手応えも同時に感じました。

そして、2セット目。思惑は外れ、相手エースの多彩な攻撃、正確なサーブで完全に主導権を握られ、いいところがほとんど無く敗戦。

 

ん〜〜〜〜。なんでだろう。何がうまくいかないのだろう・・・・。

 

ただ、負けを引きずる時間も無く、気持ちを切り替え、2戦目へと向かいました。

東京体育館で試合ができるのは最後かもしれないぞ!悔いの残らない試合にするぞ!」と気持ちを入れて徳島県の代表チームに挑みました。

しかし、1試合目の負けを引きずっていたのか・・・出だしから圧倒されてしまい・・・2セット共に、いいところがなく敗戦。

メンバーチェンジで流れを変えようと工夫もしましたが、完敗でした。

 

メンバー1人1人のサイズや力を比較すると、そんなに大きな差は感じませんが、チームとしての機能が全く違った感じでした。

 

今日の2試合を通して、非常に多くの学びがあり、全国大会に出てくるチームとの差を明確に感じる部分もありました。

 

本日の2チーム共に

①声が出て、声で連携ができる。 

 例えば、一人のアタッカーが右か左に移動する、それに低いトス、高いトスと高さを変えて合わせる。2✖️2の4パターンの攻撃をセッターとの声の連携で瞬時に使い分けることができる。このように、1人の選手のみで、幾つもの攻撃ができる。

ラストボールを返す人も、声でハッキリと指示し、相手の嫌なところへ返球ができる。 このあたりは、本当に大きな差を感じました。

 

②確かな技術と戦術がある。

 レセプション(サーブカット)の苦手な選手を見つけると、そこを徹底的についてくる。多くの小学生は狙いすぎてアウトになったり、ネットに引っ掛けたりしますが、今日の2チームはサーブの技術・正確性が素晴らしかった。見習わなければいけません。

 レシーブ力も素晴らしかったです。

 

③勝利に向かう必死さや元気がある。

 ①とも共通しますが、足の動きも確かな技術も、声も素晴らしく、気づくと数点取られているという状況が何度もありました。

 「ハングリーであるか?」「必死か?」「情熱が足りているか?」という点がまだまだ不足しているのではないか・・。

1つのボールに喰らいつくのか? 仲間に声をかけて、盛り上げるのか? 仲間を必死に助けるのか? 前向きな気持ちを表現できるのか?・・・・挙げればキリがありませんが、戦うメンタル的な部分ですね。

 勝負は残酷なもので、相手に弱さを見せれば、そこをどんどん突かれ、相手は勝利に近づこうとします。勝つ喜びや目標を達成する喜びを味わおうと、みんな一生懸命プレーします。それが勝ち負けです。相手が手を抜いて勝たせてくれることなどありません。

 勝ち負けが全てではありませんが、今日1日を終えると、心のどこかに「やっぱり全国大会で1勝したい」という思いや、単純に「負けて悔しい」「もう少し、何かできたのではないだろうか」という思いが湧いてきてしまいます。

 多くの人に支えられ、貴重な体験をさせていただいているという思いもあるからなのか、このままでは終わりたくないと選手たちも思っていることでしょう。

 

 指導者たちも、強いチームから学ぶことが、本当にたくさんあります。こだわって練習しているのだろうなと感じたことも、沢山あります。パンサーズのみんなに1勝させてあげたい!という思いも同時に湧いてきます。

 

 さて!明日は予選リーグ2日目です。どうやら同じリーグには「全国大会優勝経験のあるチーム」もいるようです。

 みんなで力を合わせて、全力を尽くしましょう。元気よく、前向きに、積極的にプレーしましょう。

 

頭は冷静に!

心は熱く!

自分の今できる最大限のプレーをしよう!!

1・2・3!! パンサーズ!!